2024年1月
長沼利恵子句集『自画像』
2024年1月9日
自選十五句 音のあるところ光りて冬泉 落葉松の直幹に春兆しけり 波消のなかの波音夏の月 蜂の子を食べて賢くなりにけり 丸ひとつ大きく描いて春を待つ 壊死の足上げて下ろして夜の長き 仰臥にも時流れけり旱星 まんばうを食ひ菜 […]
第45回ネット句会結果
2024年1月7日
互選高点句 十四点句 双六や二つ戻りて有馬の湯 花うさぎ 十三点句 息災の短き電話寒椿 荒一葉 八点句 手話の子の掌に降る雪の花 隆夫 赤き実の一枝を活け冬籠 のびる 七点句 […]