第48回ネット句会結果

互選高点句	
十三点句 
ひと駅を膝に乗せたる春帽子   春子
十一点句  
松笠の隣にすわる遅日かな    春子
十点句  
三椏の花本堂の開いてをり    小芥子
子羊の飼育日誌や三月尽     sooshi     
七点句  
神域の風にのりたる初音かな   モネ

藤本美和子主宰選
特選
雲雀野のこの眩しさに佇ちにけり 瑞正
青空、広野、雲雀、声、全てが整い、揃う上品の眩しさである。
入選
駅員の手袋の白冴え返る     由美子
声に出す仏足石歌養花天     麻美
奥山に鶯の鳴く手向け花     菊恵
筆箱に役印ひとつ三月尽     のびる
        
菅家瑞正選
特選
三椏の花本堂の開いてをり    小芥子
一寺の金色の本尊に対して、「三椏の花」の取り合わせが良好。
入選
苔の上に火色究むる落椿     志向
たんぽぽや野川のけふの音のなか のびる
神域の風にのりたる初音かな   モネ
ふくらはぎまでの足湯や百千鳥  麻美

陽美保子選
特選
湧水のぽぽと生まれて芽立前   礼子
早春の嬉しさがオノマトぺに託され、季語が不思議に効果的。
入選
黒板に日直の名や水草生ふ    直穂子
鳥雲に本棚の奥の卒論      稲水
奥山に鶯の鳴く手向け花     菊恵
子羊の飼育日誌や三月尽     sooshi