句集

句集・著書
綾部仁喜全句集

   第一句集『山王』、第二句集『樸簡』、第三句集『寒木』、第四句集『沈黙』、「俳句日記」、『沈黙』以後、「補遺『鶴』投句時代」全2443句のほか、解題、年譜、初句索引、季語索引を収録。(ふらんす堂 定価8,800円)

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句集・著書
長沼利恵子句集『自画像』

自選十五句 音のあるところ光りて冬泉 落葉松の直幹に春兆しけり 波消のなかの波音夏の月 蜂の子を食べて賢くなりにけり 丸ひとつ大きく描いて春を待つ 壊死の足上げて下ろして夜の長き 仰臥にも時流れけり旱星 まんばうを食ひ菜 […]

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句集・著書
井上弘美句集『夜須礼』

自選十五句 野遊びの靴脱ぐかへらざるごとく 荒縄をくぐる荒縄鉾組めり 流氷原を行くたましひの青むまで 蝮酒ぐらりと闇が傾ぎけり 犬岩の耳滅びゆく冬銀河 すこやかに大地濡れゆく杏の実 ひるがへるとき金色の鰭涼し 金星の神在 […]

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