句集
佐藤順子句集『浦賀水道』
2026年2月3日
2025年6月20日初版 ふらんす堂岡本太郎の目玉見に行く大暑かな自身の思いをストレートに述べ、字余りの手法に託した順子句は少々異色で他の作品を圧倒していた。当然ながら、岡本太郎の名前を上五に据えた大胆な一句が巻頭を飾っ […]
長沼利恵子句集『自画像』
2024年1月9日
自選十五句 音のあるところ光りて冬泉 落葉松の直幹に春兆しけり 波消のなかの波音夏の月 蜂の子を食べて賢くなりにけり 丸ひとつ大きく描いて春を待つ 壊死の足上げて下ろして夜の長き 仰臥にも時流れけり旱星 まんばうを食ひ菜 […]
井上弘美句集『夜須礼』
2021年9月22日
自選十五句 野遊びの靴脱ぐかへらざるごとく 荒縄をくぐる荒縄鉾組めり 流氷原を行くたましひの青むまで 蝮酒ぐらりと闇が傾ぎけり 犬岩の耳滅びゆく冬銀河 すこやかに大地濡れゆく杏の実 ひるがへるとき金色の鰭涼し 金星の神在 […]



