第32回インターネット 句会結果
互選高点句 十三点句 をりをりの母のひと言枇杷の花 タミ子 九点句 手に包む茶碗の丸み冬ぬくし ひろし 三脚をどこに立てても冬ざるる 麻美 八点句 ありてなき綿の重さよ雪ばんば しんい 七点 […]
第31回インターネット句会結果
互選高点句 十点句 新しきデニムの匂ひ雁渡し りり子 九点句 榛の木の雀の数や冬支度 菊恵 夕暮れの光が重し秋桜 憲明 雲いくつ過ぐるサイロや冬仕度 麻美 穀倉に日の当た […]
俳句大会入選のお知らせ
小島ただ子さんが、以下の俳句大会で入選されました。 おめでとうございます。 第67回子規顕彰全国俳句大会 伊藤伊那男先生 入選 いくたびも龍を鳴かせて御開帳 第8回碑前祭(蛇笏文学碑・龍太文学碑) 黒田杏子先生選 […]
第30回インターネット句会結果
互選高点句 十三点句 秋天へ跳び箱一段高くする 荒一葉 十一点句 啄木鳥の音に霽れゆく岳樺 美保子 九点句 餡パンの臍くつきりと獺祭忌 隆行 啄木鳥やけふ一行の備忘録 のびる 八点 […]
第29回インターネット句会結果
互選高点句 十点句 嬰児の確かな重み終戦日 葉子 とんぼうの空となりたる墓域かな モネ 八点句 ひろげては母のかをりや秋日傘 直穂子 八束穂や風が風呼ぶ千枚田 隆夫 蝶のみち鳥の道ある […]
平手ふじえ句集『山籟』
自選十二句 風の音高嶺に集め木花咲く 宿帳にしかと普羅の名青胡桃 野火放つ啐啄の風待ちにけり つばくろを出迎へてゐる核家族 冬近し滝の骨格見えて来し 石組みの一景にして夏旺ん 白鳥来あまつくもゐの匂ひして 野のものを干し […]
井上弘美著『俳句劇的添削術』
井上弘美さんが主宰する俳誌「汀」に連載中の「推敲のエチュード」を一冊にまとめたもの。作者自身が一句を成立させるまでの推敲課程をたどることで、客観的に作品を眺め、それに対して著者がコメントを書くという形式で進められた。連載 […]